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Wednesday 31 October 2012

ファーマーズマーケット

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カーディフ市内では屋内にたくさんのストールが立つ
常設のカーディフマーケット(日曜休業)の他に、
土曜日、日曜日にそれぞれ野外のファーマーズマーケットが立ちます。

土曜日の方が小さいけれど歩いて気軽にいきやすいので
不作のカボチャは無いかもしれないけど
朝の市場に行くってなんか素敵だし、ちょっとしたお出かけ気分になれるので
ここ最近はいそいそ行ってみたりして。




この間は思いがけず日本のかぼちゃっぽいのを見かけたものの
ちょっと大きすぎて買うのを断念。
だって、あれ自力で切れないでしょ。。。

代わりに他の売り場をうろちょろ見てたら
お肉屋さんのおじさんが「ビーフバーガーだよ、どうぞ」って
渡してくれたハンバーグのかけらを食べてみたらすごく美味しくて
その日のディナーに即決定。


ぷりぷりのお肉〜。
イギリスのお肉は赤身過多で
バーガーはどうもジューシーさに欠けるなあ、なんて
渡英当初よく思っていたものだけど
何なに、これはかなりのジューシーOne。
ぱくっといったら汁が飛び出てびっくりしたくらい♪


あのお肉屋さん、、今後、要チェックやわ!!笑



これと卵半ダースもテスコより同じくらいだったので
ここは一つローカルファーマーをサポートしようじゃないか!と
こちらで購入。

地元のものをダイレクトに支持できるファーマーズマーケット、
これからも愛用したいっ。



Tuesday 30 October 2012

卵焼きから振り返る

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先日ロンドンにて
念願の卵焼きフライパンを入手。

嬉しくてさっそく月曜の朝出し巻卵を作ってみたのさー。
久しぶりのこの、形を整えていく感覚。。。


はげしく焦がしたり形を大幅にそこなうことなく
まあ、新米主婦として無難な仕上がり。

結婚1年ちょいって新米ぶってまだOK?





色合いは、いい感じにすこーし焦げ目がついて
食欲をそそる感じになったので
後でイアンちゃんにも半分あげよう、と残しておく。
作ってすぐではなく、時間が経ってから食べる場合、

卵は10回くらいシャカシャカっと回すだけにして卵焼きを作る方が
美味しく出来るのだそうな。
ふわふわのオムライスを作るときに泡立てる勢いで混ぜるのとは逆ですな。




イギリスの普通のキッチン用品のお店では
卵焼きフライパンなど見た事はなく
渡英以来6年ずっと持ってなかったのです。




そんなわけで、
フライパンでうきうき卵焼きを作りつつ
渡英前、渡英直後、
そのへんのことをふと振り返ったり。

ドラえもんの力でも借りてそのころの自分をしばきに行けるなら
せめて渡英前準備として何をさせるだろう、とか。




あの頃の私ときたら
英語の映画DVD見るのにも
英語字幕を追うのも間に合ってないくらいで
せめてそれくらいどうにかしろってまず一発(殴る)。


アカデミックだけでなく
日常の語彙も足りないことは自覚してたんだから
もうTOEFLの参考書なんてそこそこで放って
児童書からスタートしていいから
辞書引き引きで本10冊読んでから渡英しろ、
って二発め。


それで少しアカデミックのペーパーふたつみっつ使って
読む練習でもして
(まずアブストラクト、章ごとのタイトル、結論をチェック、
残りで重要そうな章だけ集中して読む、という感じ)

しあげにIELTSの参考書にあるみたいな
エッセイ(小論文)の書き方定型でも覚え込めば
語学学校とか留学準備のコースにお金使わなくても
かなり準備できてたろうなあ。





今はいまで、
ここで仕事をするためだったら
英語でのタイピングもっと早くできないとだな。。。

とか、まだまだしばかれそうな要素満載。
(10年、15年後の自分に)

しばかれないように頑張ります。




Monday 29 October 2012

ロンドンの乙女心

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ここはロンドン。アップルの建物が素敵すぎる。
もうすでにそれだけで乙女心を掴まれる。
アーチ状の上の絵画がまたいいなあ。上の文字はラテン語かなあ。




今回夏以来のロンドンへやってきたのは
ただ今旦那さま出張にて1歳の娘ちゃん連れて3人でオランダ滞在中のため
週末イギリス遊びに行くからロンドンで会おう!となったからでして。


みんなで楽しくお昼ご飯にインド料理で食べ放題ランチを楽しみ
個人的に激ラブのダールカリー(レンズ豆のどろっとしたカレー)でお腹を満たし
旦那さまとちーちゃん(娘ちゃん)は大英博物館ツアーへ。



その後のおなご二人は





リバティに釘付け♥
いってみたいと常々思いつつも未体験であったリバティ。。。
しゃららーん。素敵クリスマス仕様。



まあ、私ほとんど見るだけだったんですが、
ポストカードだけ版画で素敵なの見つけて買ったら
ちゃっかり素敵なリバティのお買い物バッグをゲット。

こんな買い物にもつけてくれるなんて素敵リバティ♥





定期収入を稼げる身になったら
リバティの小花柄プリントシャツを買いに戻ってきたいです!

小花柄プリント生地を表紙にあしらったノートは、、、


「これはさすがに自分で作る。。。。」と思いましたけども。
だってノート1冊30ポンドとかイヤイヤイヤイヤ!笑。




その他、素敵だなあと足を止めた陶器の売り場にあった
ASTER de VILLATTE。

こんな風に白い釉薬で仕上げてある地味な上品もの、てところがツボ。


これが、正確な値段わすれてしまったけども
この小さなカップも、小振りのディナープレート的なものも、
どれもこれも、全て各々の値段が50ポンドを下らなかった、という。。。


まぢで、、、


そんな高価なカップ怖くて使えんやんか、、、
むしろ、
思い切って陶器教室にでも通って自分で制作したらどうだろう!
まあ、それで50ポンド以上使うだろうけど笑。


などと一人空想しながらも
実はちょっと頭痛が始まっていて、
お友達の話を聞きながらホントはほー、へーっと言いながら
驚いたり面白がったりしているのに
頭が痛いばかりにイマイチ表情が乏しかったかもしれない、、ごめんにょ。





もっと手頃で
ザ・リバティプリント的商品もありましたが
中にも鳥ちゃんがいるのがかわゆい。


もう棚にカップが入らないのに、、、
と言われるのも分かっているのでここはひとつ我慢。

脳天直撃な
運命の出会いがあったら買って良いことにしてるけど。
(あくまで自分ルールで)







2時間はリバティに居たと思われ、
我らのロンドン逢瀬の殆どはリバティに費やしましたが、
旦那さま&ちーちゃんと合流すべく大英博物館へ向かう道すがら歩いたので
途中で卵焼きフライパンの実物を見るべくMuji(無印良品)へ寄って
まんまと購入したりもしました。

これは大変よい買い物だった。。。




そんなわけで
ちーちゃんと母の再会。
ちょうど笑ってくれた。わほ♥

リバティでの素敵商品とか
ロンドンの街の気になる建物とかを撮るのには夢中だったものの
お互いあまり人物を撮る事に執着のなかった我々。
これがほぼ唯一の人物写真だったというのに「主役ちーちゃん」、
友人、フレーム切れ。

ヲマエはそれでも友達か、という一枚に。
(ニコニコ笑って許してくれた笑)




直接会うのはいったい何年後になるでしょう、という感じですが
(何しろ前回会ったのは彼女が結婚前、社員寮にお住まいの時であった。。)
でもでもまた会おうねー。



ハロウィンのゆくえ

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土曜日の夜のハロウィーンギグ、
私は前髪をひっつめ三つ編みしてアダムズファミリーのウェンズデイ風に
白襟の黒っぽいワンピースなど着てたわけですが


いまいち仮装っぽくない。もっと弾けるべきであった。ムム。



イアンちゃんなんか
私以上にやる気がないのに
ママンが昔編んだ超ロングマフラーを巻くだけで
何だか大好評の大昔のDr.Whoあげいん(去年もほぼ同じ格好した)。
しかもその骸骨わたしの、、、。





そしてそろいも揃って
ワンダーブラスの皆は本気コスチュームに身を包んでるしな。







なにかがオカしいトランペットせくしょん。



ニック(真ん中)は
ティッシュかなにかビリビリ破ったのを糊でつけて
ゾンビっぽくペイントしてある。

このあと外すの面倒だったに違いない。





ちなみにこのハロウィンギグでは
ベストコスチュームに選ばれた上位5人に
何か景品が贈られたのですが



これは、、、、大穴。
ジ、、、ジミーサヴィル。。。


考えたらこれほどやり易い仮装はないかも。
このヅラ、サングラス、やたら太い巻きタバコ加え、
連日のニュースでこれでもかと流れたジャージ姿の印象が強いので
衣装は手持ちのジャージで完璧、という。。。
(日本でも報道されたようなので知らない人はググってみよう!)



しかし、いくらエクセレントな出来(というかこれをやろうという発想)とは言え、
かの人物の仮装を第一位にするのはどうよ、、、

数日のニュースのうちに
被害者の数が「200以上」から「300以上」へ変わっている
この状況だし、

ということも一応は考慮で、
彼は2番目に選ばれていました。




ブラック仮装の思い出で
過去トップ3に確実に入っているのは
京大の卒業式の報道で紹介されてた宗男ハウスだったな。。
(カタツムリのごとく小さなテントから顔と手足を出して
「宗男ハウス」と名札を貼ってある)







仮装コスチュームに肝心なのはやはり、
思い切ってはじけ切ったメイク、
そして徹底的にこだわってコスチューム案を練りまくるか
あるいは一転豪華主義とばかりにどかんを目をひくアイテムを何か一つ持つか。


ま、どうせ私は
写真を撮るほうに夢中であるのですけどね!




Saturday 27 October 2012

寒い日のミルク粥

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本格的に寒くなってくると
朝からシリアルに冷たい牛乳を注いで食べる朝ご飯からは
ますます遠のきます。
(元々シリアルはたまにしか食べないけど)


レンジで作る方が
洗い物も増えないし、すぐにできるけど
まあ急いで仕事にでかけるわけでもなし(出掛けたいけども)、
お鍋にスコティッシュポリッジをざざっと入れ、ミルクを注ぎ
木べらで混ぜまぜ。
このほうがふんわりやわらかく美味しいミルク粥って風味に仕上がるので好きです。


そして今日は手づくったりんごジャムを上からぽっとり落として食べる。








昨日は朝からツイッターで

「収入が2年間だけ○分の1に激減したとき
 お金を使わないで幸せでいるにはどうしたらいいか考えて
 洗濯物をふんわりと仕上げ、料理の腕を磨いて美味しいものを作って、
 好きな人と交流をできるだけすればいいって気づいてそのようにした」


という様なものが流れてきて
(たしかどなたかのリツイートで回ってきたので
直接/間接でも知らない方のものだっと思います)



収入○分の1どころか
今、職がないし、、、の私としては
そうだよなあ、なんて納得。


仕事が見つからないでいる間の変化としては
英語で本を読むのがだいぶ早くなったことと、
ケーキを自分で作るのが当たり前になって手慣れてきたこと、
編み物も基本的なものを自分で編んだりして
ときどきイアンちゃんのリクエストにも応えられるようになったこと。
ジョギングを週2回するのが定着したこと。


幸せでいる努力はそれなりに出来ているかな?




どうせなら、仕事を掴む努力も兼ねて
ウェールズ語ともう1言語を翻訳仕事が受けられるくらいに
磨いてみるべきかな。



大好きなお友達が旦那さんのお仕事で滞在中のオランダから
ロンドンまで来ているので
明日はもう何年ぶりかでたくさんたくさん話して
しあわせ交流してまいります。たのしみだー。



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Friday 26 October 2012

ワン&オンリーは育つか

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ここ一週間くらいで観たものなど。



Billy Liar (1963)



イギリスの60年代コメディ?映画ビリーライアー。

主人公のダメっぷりは文字通り留まるところを知らない、どうしようもなさが可笑しいし、そして痛い。もし友人だったとしても弁護の仕様も無いんだけど、悪人ではなく、空想が始まったらもう現実でひとりその主人公を演じ始めちゃって止まらない子どもが大人の姿しただけみたいな彼が最後、何も成さず何も得られずそれでも空想の中で軍隊とともに勇猛に行進する姿にちょっとだけじんとする。。





隠し砦の三悪人

世界の黒澤映画の1つですが、娯楽作品と評されるだけあってコメディ的で重苦しさがなく構えなくていい感じ。私、黒澤作品はこれと羅生門と、まあだだよの3つしか見てないのですが、イアンちゃんは例の名画1000選の本にあるものを全部観るつもりなので他の黒沢作品もいずれ観ることになるでしょう笑。



この御姫、凛々しくてかっこ良かったけど、、、
演技力があるのか無いのか、私には判断つかなかったyo...
この映画がデビュー作であり、
本人みずから「才能がないから」つって2年で引退したそうな。






そして、ソフィア・コッポラ熱が個人的ににわかに高まるタイミングで
チャリティショップにて99pでDVDをゲットした
ガーリー映画代表Virgin Suicides。
このキルスティン・ダンストがかわゆすぎる。あとりんご飴たべたい(関係ない)。


昔あらすじだけ読んで怖い、というか背筋がすーっとしちゃう映画かと思い込んでいたのでじつは長らく避けていた。。。ところがどっこい、プロットこそいきなり末の女の子の自殺で幕を開けるとは言え、美少女たちの何もかもガーリーな様子、10代の男の子たちの滑稽さにぷっと吹き出したり、どこかコミカルな要素に支えられて重いはずの内容がすっと受入れられてしまったのだった。。。不思議な映画。




キルスティン・ダンストが可愛かったし、
ソフィア・コッポラのガーリーカルチャー全開っぷりをもっと観ようと
Love Filmでマリー・アントワネットをレンタルするも
DVDに傷がつきすぎて飛ぶわ止まるわでクレームだして返却したので
それはたぶん来週に持ち越しの予定。



そして黒澤映画をみつつウィキってたら
監督は青年時代にだいぶトルストイやらドストエフスキーやら
ロシア文学を読み漁って影響を得た、とあるから

じゃあちょうどいいや、
このタイミングで日本から持ち帰った罪と罰を読むとしよう。
(英語が原作でなければ日本語で読んじゃえ、という主義に転換)






たぶん、むかし(10年以上前)読んだはずなんだけど
あまり覚えていない、、、
それにしても、主人公ラスコーリニコフのアレっぷり、
読み始めから100ページでもう全開。

ロシア人にけったいな固定イメージが形成されそうな気が、、、!笑
(人はそれを偏見と呼ぶ)




さて、最後にタイトルなのですが、
ワン&オンリーというのはちびちび読んでいる
オザケンのドゥワッチャライクに掲載のエッセイにでてくる話。

ワン&オンリー、それは種を守り、
水と太陽の光を与えて育てることで発現させるものなんじゃない?
というくだり。



こうして、
別に10代の文学少女でもないけど
映画を観たり、本を読んだり、というのは
もしかしたら手にするかもしれない種とか、
水や太陽の光になったりするかなあ、などと思いふけっているというわけです。

そんでワン&オンリーが育つかな、とか。。