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Thursday 12 November 2015

ひとりで児童文学月間


ただいま一人で児童文学月間をやっております。



図書館で布張りのちょっと古そうなくまのプーさんを見かけて借りて来たのを皮切りに
ここらでまとまった量の児童文学を読んで
こどもの読書に熱心な家庭の子なら必ず通ってそうな読書の軌跡を辿ってみよう!とか思ったりして。


ロアルド・ダールのFantastic Mr Foxを読んだり、
ふしぎの国のアリス(日本語で読んだことはあるかもしれない・・・)、
星の王子さま
星の王子さまは小さい時にアニメを一部見たことはあるのですが、この羊の箱しか覚えていませんでした・・


あとはミュージカル「キャッツ」の原作Old Possum's Book of Pratical Cats、
コンピュータープログラミングの母と言われるエイダ・バイロンをモデルにしたファンタジーチックなシリーズGoth Girl。
いま人気で順調に巻数を重ねているようです。

そしてイギリスの児童文学といえばこれは誰もがあげるという
Famous Fiveシリーズの1冊目Five on Treasure Island。



これは私がひとりで児童文学月間を始めるやいなや、
イアンが実家から子供の頃読んだ本をごっそり持ってきてくれたもので、
最初のオーナーはなんと義理ママ。

ママンの結婚前の名前が書いてあって、
その後にはママンの10歳くらい下の妹さん(イアンの叔母さん)の名前、
で、物持ちの良いママンがキープしてイアンの兄や姉、イアンときて
このたび私も読むことに…笑。


Famous Fiveシリーズを全部読んでチェックを入れている・・・w


子供の本と思って甘く見ちゃいけませんね、さすが年月を経ても色あせず人気なだけはある。
子供が大人の悪意なき横暴に憤る瞬間も、大人がどこをどう間違ってしまうかも、
子供が知恵も行動力も大人をはるかに上回れることがたくさんあるってことも
まるで子供のころの気持ちそっくり書き記したみたいにこの中にぜーんぶあります。
思わず何度も「クエンティン叔父こ○すリスト最上位・・・」とか本を握りしめながらつぶやくほど
前のめりになって読んで楽しみましたw


ちなみにコメディ作家・俳優のジョン・フィネモアがラジオのコメディ番組で
大人になったジュリアンとジョージが再会して・・・という短いスケッチを作っていて、
1冊め読んだ後で聞くと大人の黒いジョークがいっぱいで大爆笑なのでおすすめw
(シリーズ2のエピソード5のなかに入ってたはずなんだけど、youtubeで上手く見つけられず・・)


まあ児童書に限らず、普段から雑食的な読書をしていて
どちらかといえばファンタジー/幻想文学やSFに傾倒してはいるものの
強みになるほど詳しい分野が不足しているかなあと思うので
こうやって○○月間をまた作って絞り込んでまとめて読んでみるのもいいかもなあ…。