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Sunday 21 February 2016

2016年の本


CREA2月号の大人の少年少女文学特集、とてもいいです。。
一度電子版で買ったんだけど、1ページに色々な話が詰め込まれてるので
PCで見てるとフル画面でも文字がよめず、拡大もクリッククリック・・・の連続で
かなーり読みにくかったので、親が食料を送ってくれるのに合わせて紙で買い直しました。
ざっと読むだけならともかく、じっくり読むなら雑誌も紙がいいなあ。

私は子供の頃には家にこういう海外の良本などなかったし、
おちゃめなふたごもずっと知らなかったと思う(この挿絵で欲しくて雑誌注文時に古本も購入)。
こういう雑誌には子供の頃のすてきな読書体験がいっぱいで
こんな本を読んでこんなことを想像して、、というお話も自分にはないので
人のを聞くのが好きです。




そんな私が10歳以上にはなっていたけどまだ小学生のうちに読んだ
数少ない海外名作本がこれ。The Wind in the Willows。
前にチャリティーショップで買った本があるんで、この特別エディションは我慢してましたが
やっぱり見てると欲しくなって買っちゃいました。。

Mr badgerのお家がだいすき



長靴下のピッピも名前だけ知ってて、どんな話なのか全然知らなかったなー。
CREAの特集読んでから英語版でいろいろ見て、いちばん気に入った表紙のを買ってみました。



これは大人の本ですが、左がイアンのクリスマスプレゼントの1つだったカンディード英語版、
右が自分用のカンディード日本語版w。
ペシミストのイアンはよく人生のポイントって何だ、
その疑問にぴったりくる哲学が欲しいなどと言うことがあるので、
じゃあこれはどうよ、って送って、自分も新訳で読んでみることにしたのでした。
まあ、残念ながら「これぞ僕の哲学・・・!」とはならなかったようですが(ちぇっ←)、
でも読んだ後に何度もカンディードについて話してたので、結構楽しんだっぽい。

私はまるで運に恵まれない哲学者が最後に
「働きましょう、働くことだけが唯一わたしたちを退屈から救う」みたいなこと言ってて、
イアンのWhat's the point of life?の答えはこういうものじゃない?と思ってるんですけどね。





そして今月初めにバースへ行った時に買ったGoth Girlシリーズ最新作のサイン入り初版本♡
1作目を読んで以来、イラストレーターとして活躍してきた作者クリス・リデルのファンなので、
サイン入りをゲットできたのはとても嬉しい。
絵ももちろん作者が描いていて、すごーく絵もキャラ同様に設定がこだわってて細かい。
人も面白いけど、キャラたちの服装とか、インテリアとかの絵もいいんですよね。
人の文章に添えるものじゃなくて文・絵ともに一人で描いてるからか、作者の趣味全開っぷりがいい。

次の作品が出るときにはサイン会どこかで行けるといいなあ。。





これはモルヴェンの古書店で買った
あのビートン夫人の料理本。20世紀初めのエディションで、
ちょっと角が取れてたりしたので、たった5ポンド。






買った本はこの他にももう少しありますが笑、
これだけ並べただけでまだ今年入って2ヶ月目なのに買いすぎかなあとちょっと反省。
チャリティーショップにもときどき持っていってるんですけどね・・買う方が上回るね・・・



久々のブログなので、まとめて一気に本をリストアップしてみました。
今年の目標は熟成期間の長い積読本から10冊消費する、です笑。

2 comments:

  1. こんにちは~!
    わーい、待ってました本の話題(*´▽`*)
    はひうさんのチョイスって私が選ぶものと違うので、とっても新鮮味があって参考になります。
    ゴスガールって面白いですね~娘が好きかも、、、
    今私が読み始めた「The Lie Tree」と言う本があるんですが、ご存知ですか?
    きっとはひうさん好みだと思うんです。
    ヴィクトリア時代が舞台で主人公は14才の女の子、ミステリ+ファンタジー+ゴスなんですって。
    昨年のCosta Book of the Yearを受賞しました。
    積読本を読まれるのが先だと思いますが、良かったらどこかでチェックして見てくださいね。

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  2. あ、その本ツイッターで流れてきたので図書館にあるかどうか調べたんですよー。
    町の図書館にはないので同じカウンティの図書館から取り寄せになるんですけど全部貸出中なので
    もうちょっとしてからでもいいかな~なんて。
    ゴスにはそれほど強い興味があるわけじゃないんですが、ヴィクトリアンですもんね!

    ゴスガールもエイダ・ゴスというバイロンの娘のエイダ・ラブレースがモデルで、
    もちろんエイダのお父さんはバイロン卿がモデルだし、ビートン夫人をもじったMrs Beat'emなんてコックがいたりして
    この時代の文学的・文化的引用の遊びがいっぱいなのでそれが楽しくて一気にファンになりました。
    面白いキャラクターがいっぱいなので子供もきっと大好きのはず!

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