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Saturday 18 June 2016

ヘイオンワイ

ええと、何年ぶりでしょう。


たぶん、初めて訪れたのは2009年だったはずなので
7年ぶり、しかも
初めて行った時も文学フェスであるヘイフェスティバルの最終日でした。

あの時はカーディフ大の大学院生専用施設がやっている
バスツアー(ただ現地まで連れてってくれ、各自で観光した後またカーディフまで連れて帰ってくれる)で行ったんだった。

だけど、友達に誘われて初めてヘイオンワイを知って、
フェスティバルのことは殆ど知らなかったから
街からちょっと外れたところにフェス会場があるって知らなくて
特にお祭りらしい感じでもないなあ、なんて思ったのを覚えています笑。


しかし、
今回はフェスを目当てに行ってきましたよーっと。



モルヴェンの本屋さんでイベント目録を手に入れ、
パラパラ見ていたら、以前ブログにも書いたGoth Girlの作者(&イラストレーター)の
クリス・リデルが他のイラストレーターたちと座談会やるっていうじゃないですか。

わー、みたい、実際にお会いしてみたい!



もともと
イアンもヘイオンワイには行きたがっていたし
お昼ちょっと前に着くようにいけば街の古本屋も多少回れるかな?と思って
クリス・リデルさんのイベントと、シェイクスピアの朗読イベントを予約して行ってみました。

可愛いフェスのエコバッグ


会場でチケットを受け取り、いったん離れて街へ向かいました。




1時間半くらいしか時間がなくて
ご飯食べて3軒くらいの古本屋さんを見て回っただけなので
こりゃー近いうちにもう一度来ないとね!となりました笑。

ミステリー専門とか児童書専門とかの古本屋さんもあるので
そういうところもいきたかったけど時間切れ。。


最後に駆け足でアンティークセンターを見て、
ずっと欲しかったものを見つけたのでそれをささっと買って
急ぎ足でまたフェス会場へ。




イラストレーター仲間と即席イラストを始めるリデル氏(中央左)


リデル氏は、本当に想像通りのチャーミングで優しい雰囲気の方で、
なんと愛用のペンは(鉛筆じゃなくてペンでいきなりわーっと描いていく)
日本の呉竹の筆ペンなんですよー。
Pentel brush pen、と英語できいたときはピンと来なかったけど
後でググって見たら「あ、筆ペン・・・」って笑。


トーク中、リデル氏は
「日本の子供たちの教育用のものにゴ○ブリのイラストを描いたことがあって、
どうも日本の子供にはゴ○ブリが人気のようでねえ」

なんて言うではありませんか。


えーちょっと待ってー
人気なわけないべー、あんな気候だからよくいるし
駆除の話とか
衛生管理のことで話が持ち上がることは多いってだけで
だれもすきでない~笑




イベント終了後、リデル氏が檀上からフェス会場内の本屋さんへサインに向かう時、
ちょこっとだけお話できる隙があったので
「あのーわたし日本人です、
 お話とっても面白かったです、日本のお仕事されてたのとか。
 でもあの、私はゴ○ブリは嫌いですっ」
って早口で伝えたら、あっはっは有難う!なんて笑ってくれました。



そんで、そのまま私もサインを直接頂こうとおもって
サイン会に移動したので
列に並んでリデル氏のところに辿り着いたら
「あー!はろー!」って言われてw、
やっぱり引き続きゴ○ブリの話になったので
「いやーやっぱり害虫だし、蒸し暑い気候だからよくいるけど
 子供だってアレが好きではないですよー」って付けたししておきました。


まあ、ヨーロッパじゃ、いたとしても小さくて薄い色だったりして
アジアやアフリカのような外見とはかなり違うからなあ。
(こっちの大学院の博物館学で害虫について授業で学んだときに図版を見た)
日本人がいかにして手を下さずに追いやるか苦心しているなど想像もしないよね。。


(しかしそこまで熱くアレについて英語で語りたくはない)






私がサイン会に並んだためにシェイクスピアの朗読会はちょびっと遅れたけど
イベントは二つとも存分に楽しみ、
この日は物凄い快晴でお昼以降は真夏のようで、お天気に恵まれました。


テント泊が苦手なので
(イギリスはよほどお天気に恵まれないと夜中や朝方震える羽目になる・・・)
1週間テント泊でフェス参加とかは無理ですが、
来年は早めにイベントチェックしていろいろ見に行きたいなあ。。



以下、フェスで買ったもの:

リデル氏とお揃いのスケッチブック笑


サインを頂いた最新イラスト作品


古本屋さんでは時間なくて1940年代のピーターラビットシリ―ズ1冊だけ